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Sports Coaching Conference2021 〜コーチングの「未来」を考える〜 開催終了

2021年1月30日(土)、SCC2021が開催されました!

今回で4回目のカンファレンスとなりましたが、録画配信視聴者を含め総勢400名近くの方にご参加いただくこととなり、過去最高の人数となりました。まずは、たくさんの皆さまにご参加いただき御礼申し上げます。

各セッションごとの開催レポートを担当者独自の視点で以下にまとめましたので、是非ご一読ください!
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◆基調講演

『スポーツコーチングの変化と普遍性』

【登壇者】

  • 小宮山 悟 氏(元プロ野球選手 早稲田大学野球部監督)
  • 中竹 竜二 氏(スポーツコーチングJapan 代表理事|(公財)日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター 株式会社チームボックス代表取締役)

変化が求められる時代に、指導の現場において変わるもの、変わらないものは何なのか、沢山のエッセンスが詰まっています。プロや海外の世界を見てきたからこそ、目の前の相手と真摯に向き合う姿勢は、厳しさの中に愛を感じます。

小宮山氏は、プロ、海外、解説者として圧倒的な経験からデータに基づく哲学や戦術があり、強さが際立ちます。けれど、お話の節々から、選手と対等に向き合う姿勢、そこには深い愛情、野球に対する強烈な熱量を感じました。特に、自分の確固たる哲学を持ちながら、他者からの意見を聞き入れ、選手にすべて共有し軌道修正していく姿勢にはハッとさせられました。素晴らしいお話をありがとうございました。

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◆セッション①-A

『子どものアスリート指導において考えるべきスポーツマンシップ』

【登壇者】

  • 木下 敬太 氏(早稲田大学招聘研究員)
  • 中村 聡宏 氏(一般社団法人日本スポーツマンシップ協会 代表理事 千葉商科大学サービス創造学部専任講師)

【モデレーター】

  • 山本 隼也 氏(スポーツコーチングJapan メンバー)

若年層のスポーツの指導において、いまだに少なくない罵声や暴言、勝つための指導者中心の指導のような子どものアスリート指導の現場で起こって問題に対して勝ち負けを追うだけではない、子どもの長い人生における成長についてを考えて何のためにスポーツをするのかを指導者自身が捉え直すヒントになって欲しいという思いで企画をしました。

セッションの冒頭で中村さんが話されていた「議論が勝手に活性化して、自分たちが啓蒙しなくてもいい世の中になればいい」というのは我々スポーツコーチングJapanとしても同じ思いだなと感じました。

セッション①-Aレポート詳細はこちらから

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◆セッション①-B

『これからのアスリートに求められるビジネス能力とキャリア形成』

【登壇者】

  • 嵜本晋輔 氏(バリュエンスホールディングス株式会社 代表取締役社長)
  • 大前 祐介 氏(元陸上日本代表 ㈱ニューバランスジャパン スポーツマーケティングスペシャリスト)

【モデレーター】

  • 古賀 正信 氏(スポーツコーチングJapan メンバー アスリートキャリアコーチ)

アスリートは何よりも競技を優先したくなる、それを周囲の環境が推し進めているのではないでしょうか。キャリア形成に対してアスリート自身ができること。そして、指導者、チームは何ができるのか。

スポーツ界からビジネス界へ活躍の場を広げてきた、元陸上日本代表で株式会社ニューバランスジャパンの大前祐介さんと、元Jリーガーでバリュエンスホールディングス株式会社 代表取締役社長の嵜本晋輔さんに語って頂きました。そこには、アスリートとビジネスパーソンの壁を超えるための気づきが多くありました。

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◆セッション②-A

『チーム作りにおける選手のリーダーシップとその育て方』

【登壇者】

  • 廣瀬 俊朗 氏(元ラグビー日本代表キャプテン (株)HiRAKU代表取締役)
  • 鈴木 隆二 氏(前U20フットサル日本代表監督 フットサル日本代表コーチ)

【モデレーター】

  • 藤森 啓介 氏(スポーツコーチングJapan メンバー プロラグビーコーチ)

スポーツ、ビジネスでもリーダーシップは普遍的なテーマです。時代が変われば求められるリーダーシップは変わってきています。このセッションではリーダーシップとは何か、そしてどのように身につけ、チーム作りをしてきたかについてゲストの廣瀬俊朗さん、鈴木隆二さんと迫っていきました。

リーダーとして、コーチとしてチームをどのように導いていくのか。そこに絶対の正解はない。正解がないからこそリーダーはもがき苦しむ。リーダーとして悩んでいる人を救うヒントがこの2人から溢れたセッション。1人ひとりの『居場所』を作ること、『大義』を作ること、『周りの力』を借りること。その言葉に秘められた意味から多くの学びがあったセッションになりました。

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◆セッション②-B

『極限のメンタルで戦う他領域に越境してメンタルを学ぶ』

【登壇者】

  • 広坂 正美 氏(ラジコン 世界王者 ひろさか所属)
  • 大木 美穂 氏(ピアニスト メンタルトレーニング研究家・実践家)
  • 野澤 武史 氏(元ラグビー日本代表 (株)山川出版社 代表取締役社長)

全然違う分野で、かつ、結果を残している人たち同士でトークしてもらうことによって、何か分かるかもしれない、というシンプルな考えから生まれたこのセッション。

予想を遥かに超えた学びに溢れたセッションとなりました。

「違う分野のプロたちが、同じことを言っている。」

であれば、それが本質に近いのではないか。そんな気がしてなりません。

そして、制限を設けなければ永遠に話し続けるんじゃないかと思うくらいに3名の登壇者が楽しくセッションされていたのが何より印象的でした。幸せな時間でした。

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◆セッション③

『スポーツコーチングの未来と最前線を考える』

【登壇者】

  • 佐伯 夕利子 氏(公益財団法人日本プロサッカーリーグ常勤理事)
  • 伊藤 拓摩 氏(長崎ヴェルカGM)

【モデレーター】

  • 今田 圭太 氏(スポーツコーチングJapan 理事 コーチディベロッパー)

現在、公益社団法人日本プロサッカーリーグ常勤理事である佐伯夕利子さん、来シーズンからBリーグに参入する長崎ヴェルガGMでヘッドコーチをつとめる伊藤拓摩さん、一般社団法人スポーツコーチングJapanからは理事である今田圭太をモデレーターにスポーツコーチングの最前線を知り、これからのコーチングに何が必要なのかをディスカッションしました。

  • コーチとは学びの機会を創出するファシリテーター
  • コーチとは自分を知ることから始まる

今も常に自分に問いかけ続けているとても印象深い2つの言葉です。

勝った負けたの結果だとか、指導者がどれだけナレッジを持っているのかは重要ではないと改めて感じました。それ以上に選手のニーズを汲み取り、成長の機会を創出すること。また自分と向き合い、探求し、自分を知ることによって、柔軟にチームに貢献していけるんだなと思いました。「スポーツコーチングの未来を考える」と本イベントのテーマをかかげましたが、いくら考えても未来はわからない。だからこそ、いかに自分たちが自分たちの未来を作っていくのかという示唆にとんだお話でした。

セッション③レポート詳細はこちらから

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また、運営メンバーの感想も以下にまとめました!

今田:まず、カンファレンスにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
過去最多の参加者の方お集まりいただき、皆様のおかげで我々はかけがえのない経験を積む事ができました。
今回のカンファレンスはメンバーそれぞれが「チャレンジ」したカンファレンスでした。メンバー1人1人がチャレンジした結果、多くの学びと深い絆を手にした気がします。また、オンライン開催という事もあり多くの皆様にご参加いただき、改めて我々がカンファレンスを実施する意義も感じる事ができました。
これからもSCJの使命として学びの場を創出し続けたいと決意を新たにしました。
皆さま、今後とも引き続きよろしくお願いします!

中村:初のフルオンライン開催ということで難しい部分もありましたが、無事に終わることができホッとしています。
受講者の皆様が接触的にチャット上で意見交換をされていたり、登壇者の皆様が素晴らしい学びを提供しつつ、楽しそうにお話しされている様子が印象的でした。
受講者の皆様、登壇者の皆様、開催にあたりご協力いただきました関係各社の皆様、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

古賀:今回のカンファレンスは、オンライン配信によって地域の壁を越えて、多くの方々と繋がれたことに喜びと新たな活動の可能性を感じました。
スポーツの現場も変化する中で、高いパフォーマンスを発揮する為のメンタル、試合に勝つことの意味、アスリートのキャリア形成、コーチングを通じた人間の成長などなど、私自身も視野が広がりまくった1日でした!
これからも、ここにしかないインスピレーションを提供できるように頑張ります!

藤森:初のオンライン開催でしたが、過去最多の参加者の皆様にお集まりいただき、我々としても充実した時間となりました。ありがとうございます。メンバーがそれぞれの役割でこのカンファレンスを準備する中でチームとしての一体感やワクワク感を感じる機会にもなりました。
SCJとして指導者の学びの機会を創出することで社会に影響を与えていけるようこれからも全員で取り組んでいきたいと思います。

山本:私自身開催に関わって3回目のカンファレンスでしたが、今年は前例踏襲ではない形が多く、運営側としてもこれまでで最も学びと刺激をたくさんもらうことができた回となりました。
各セッションの内容としてはいいものを提供して、いい学びの機会を作れたと思っておりますが、講師と参加者、参加者同士の交流を作るところまで今回は出来なかったので、次回は開催形式に関わらずそこにチャレンジしていきたいと思います。宜しくお願いいたします!

吉崎:カンファレンス運営は、SCJにとって核となる、毎年毎年大切に取り組んできたひとつの形です。競技、役職、業界など、SCJらしい枠を越えた学びの場を創出できたこと、嬉しく思います。
コロナ禍でオンライン開催となりましたが、そんな中でも沢山の質問や感想が寄せられ、前のめりに参加してくださったことに感謝します。
これまで以上に、みなさんが主役となるようなステージをご用意できるよう尽力しますし、ともに学びの場を作っていきましょう!

別府:ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただいたゲストの皆さま、本当にありがとうございました。無事に開催でき、多くの方にご参加いただき非常に嬉しく思っております。
私にとって学生最後のカンファレンスということもあり、とても印象的なカンファレンスとなりました。
皆さまにとってはいかがでしょうか?印象に残るかファンレンスになっていますでしょうか?今後ともSCJの活動の応援のほどよろしくお願いいたします。

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いかがでしたでしょうか?
ご参加頂いた皆さま、ご登壇者の皆さま、当日のボランティアスタッフを含め、SCJを日頃から支えてくださる皆さまに感謝申し上げますとともに、今後ともSCJの活動を応援よろしくお願い申し上げます。
今後のイベントについては、こちらのリンクからもご紹介しています。是非ご覧ください。